◆令和4年版過労死等防止対策白書
令和4年10月21日(金)に、労働基準局より、
令和4年版過労死等防止対策白書が公開されました。

「過労死等の防止のための対策に関する大綱(令和3年7月30日閣議決定)」
に基づき、
新型コロナウイルス感染症やテレワークの影響に関する調査分析等についても
報告されています。
(以下、関連部分の抜粋)
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第3章 過労死等をめぐる調査・分析結果
〇新型コロナウイルス感染拡大による収入の変化とうつ傾向・不安(K6)をみると、
「収入不変」の層に比べて、「収入減少」の層、「収入増加」の層のいずれも、
うつ傾向・不安がある者の割合は高くなっていた
〇1日の平均的な睡眠時間別にうつ傾向・不安(K6)をみると、
睡眠時間が「7~8時間未満」で最もうつ傾向・不安がある者の割合が低く、
それより睡眠時間が減少するにつれてうつ傾向・不安がある者の割合が
高くなる傾向がみられた
〇1週間当たりの実労働時間が 40 時間以上の者について、
世帯の状況(配偶者の有無、同居人の有無)別にうつ傾向・不安(K6)をみると、
配偶者の有無別では「配偶者あり」が、
同居人の有無別では「2人以上の世帯」が、
それぞれうつ傾向・不安がある者の割合が低かった
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等となっており、収入の変化、睡眠時間が短い、単身世帯、
では、うつ傾向・不安の割合が高くなる傾向があるようです。
このような分析も参考に、日頃から心身の健康に留意しましょう。
詳しくは、こちらをご覧ください。
令和4年版過労死等防止対策白書
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/karoushi/22/index.html