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◆令和3年度地域別最低賃金額改定の目安


 7月16日の中央最低賃金審議会にて、


 今年度の地域別最低賃金額改定の目安について取りまとめられました。





 各都道府県の引上げ額の目安については、A~Dランク全てにおいて28円です。


 中央最低賃金審議会の「目安」は、地方最低賃金審議会の審議の参考となるもので、


 地方最低賃金審議会の審議を拘束するものではありません。


 地域別最低賃金は、各地方最低賃金審議会の審議を経て、


 都道府県労働局長が決定又は改定することになります。


(参考)各都道府県に適用される目安のランク


 Aランク


  埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪


 Bランク


  茨城、栃木、富山、山梨、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島


 Cランク


  北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、岐阜、奈良、和歌山、

  岡山、山口、徳島、香川、福岡


 Dランク


  青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、愛媛、高知、佐賀、長崎、

  熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄


 最低賃金には、産業に関わりなく地域内のすべての労働者に適用される


 都道府県別の「地域別最低賃金」と、


 特定の産業に働く労働者に適用される「特定最低賃金」の二種類があります。


 最低賃金審議会は、厚生労働省に中央最低賃金審議会が、


 都道府県労働局に地方最低賃金審議会が置かれており、


 地域別最低賃金は、各地方最低賃金審議会の審議を経て、


 都道府県労働局長が決定又は改定することになります。

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