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◆不正受給3億円超(雇用調整助成金ほか)


 新型コロナの影響で休業手当を支払った企業や休業した人に支給された


 雇用調整助成金や休業支援金について、会計検査院が調査を行った結果、


 不正受給や重複して支給されたものが3億円余り見つかりました。



 国の予算の使われ方を検査する会計検査院の調査では、


 新型コロナの影響で休業した人に支給される「休業支援金」と、


 休業手当を支払った企業向けの「雇用調整助成金」などのうち


 2020年度と21年度に支給されたおよそ5兆8000億円について調査しました。


 その結果、


 実際には休業していない従業員や架空の従業員を「休業した」と偽って申請する


 などの不正が1億9000万円余り見つかりました。


 また、どちらか一方しか受け取ることができない「休業支援金(労働者向け)」と


 「雇用調整助成金(企業向け)」を二重に受け取るなど、


 重複した支給が1億2000万円余り確認され、不正受給と合わせ、


 指摘した金額は3億1000万円余りに上りました。


 会計検査院は「ほかにも不正受給があった可能性がある」


 としたうえで、厚生労働省に対し、


 不正を行った企業などに返還を要求するとともに、


 不正受給などに関する調査方法を改善するよう求めています。


 詳しくはこちらをご覧ください。

 https://www.jbaudit.go.jp/pr/kensa/result/4/pdf/040804_point.pdf

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