セクシャルハラスメントには様々な形態がありますが、性別や性的なことに関連して相手が嫌がることをする事がセクハラに該当すると考えられます。


例えば、上司が部下に対して、執拗に交際を迫ったり体に触れたりする行為は典型的なセクハラですが(男性が女性に行うとは限りません)、相手が嫌がっているのに卑猥な言葉を聞かせること等もセクハラになります。


こうしたセクハラを防ぐために会社や組織として予防措置をとることが大切ですが、具体的な対策以前の問題として組織の中にセクハラを生む原因がないか考えてみることも大切です。


セクハラが発生する原因には様々なことがありますが、男女の役割分担意識が背景になっている事があります。





性別役割分担意識というのは、「男性は会社で働く役割」に対して「女性は家庭を守る(家事を行う)役割」であるなどの性別に対する固定的な考え方のことをいいます。


職場では、男性が仕事の中心で女性は補助的な存在という考えや、女性は結婚したら仕事を辞めて家事や育児に専念すべきといった考えが該当しますが、このような発想は性的な差別やセクハラの一因になります。


例えば、男性社員が女性社員を仕事上の対等なパートナーと認識しないとか、男性社員が女性社員の活躍を良く思わない等が、いじめや嫌がらせの発端になるケースです。


日本の過去の経済発展の中で男性が主要な役割を担った時代があったことが影響していると思いますが、現代においては男女共同参画社会の実現が国の基本的な方針であり、職場において男女の役割に差はないと考える必要があります。


性別にかかわらず互いに仕事の仲間として相手の人権を尊重し、対等な立場で協力することが職場のセクハラ防止にもつながるのです。


こうした男女の役割分担意識は個別の従業員の考え方にもよるため組織としてコントロールしにくい面もありますが、ハラスメントのない職場づくりのために会社として男女平等の考え方を明確にして、様々な場面を通じて社内に浸透させることが大切です。


(ハラスメント対策協会事務局より一言)


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(追記)


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